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昼神のいわれ その1
むかしむかし、日本武尊(やまとたけるのみこと)が、東征の帰途、神坂峠にさしかかった途端、天気が荒れ始め、
前に進むことさえできなくなりました。
その時荒ぶる峠の神が白い鹿に化けて尊の前に立ちふさがりました。
驚いた尊は、噛んでいた蒜(ひる)を鹿に向かって投げつけました。
蒜は目に命中し、鹿はたおれてしまいました。すると突然濃い霧が出て辺り一面を覆い、尊は身動きができなくなりま
した。尊が巨石に腰かけて困っていると、一匹の白い犬が現れ、招くような仕草をします。
尊は後をついて行き、無事に峠をこすことができたということです。(神々のかよい路 東山道より)
蒜(ひる)をかむことから蒜かみ 蒜かみ ひるがみ となったというお話です。
違うお話もあるのでまた次に。。。。
投稿者 hanaya : 2010年02月26日 18:04